第14回静電気学会春季講演会
優秀賞及びエクセレントプレゼンテーション賞を受賞


環境創生工学領域 博士後期課程 1年 宮田 英史

 2013年3月7日に東京大学で開催された第14回静電気学会春季講演会において、環境創生工学領域マイクロプロセス研究室の博士後期課程1年宮田英史君が、優秀賞とエクセレントプレゼンテーション賞を受賞した。
 優秀賞は静電気学会主催の春季講演会において、優秀と認められる論文に対して贈られる賞であり、エクセレントプレゼンテーション賞は同学会主催の講演会において学術発表が明瞭かつ印象的であることが評価されさたものである。今回の受賞は企業講演者も含む中での受賞となった。
 受賞したテーマは「DNA分子の高効率固定化法の開発」であり、環境創生工学領域の桂進司教授、大重真彦准教授のもとで行われた研究の成果である。
 論文は転写型のタンパク質アレイを作製する上で問題となっているタンパク質固定化量を改善するために、DNAアレイ上でのタンパク質発現量を増大のためのDNA分子の固定化量の増大を目的としており、DNA分子を能動輸送させるための直流パルスとDNA分子を伸長させるための高周波電界を重畳的に印加することで、DNA分子の固定化末端を露出させながらクーロン力で固定化基板へ輸送し、単純なDNA溶液の基板へのスポット法と比較して、DNA分子の固定化量を増大させることに成功した。これにより転写型のタンパク質アレイ作製技術の発展に大きく貢献すると期待される。
 現在、宮田君は高電圧パルスを用いたタンパク質アレイ作製法の開発、およびQCMセンサへの新規タンパク質固定化技術の開発の研究も進展させており、今後のさらなる活躍・発展が期待される。
(環境プロセス工学専攻広報委員)